2009年 05月 05日
人も付き合いも歴史も1日にして成らず |

連休中、家族と一緒に レストランマロニエに行ってきました。
とても美味しいので、ついついいつもお料理ばかり
デジカメに収めていましたが (食い気?笑)
今回は テーブルウェア に注目 !
Salon de Appleにはハイブランドのテーブルウェアは
ほとんどありませんので・・・・こういったレストランで
色々なことを学ばせてもらっています。

マロニエではオーナーの趣味で
さまざまなブランドのテーブルウェアを揃えているので、
お料理だけではなくそれもひとつの魅力。
エルメスやバカラ、マイセンなど
名だたるブランドが揃っていますが、
その中でも注目すべきはなんといっても、ラギオール Laguiole 。
フランスはラギオール村で作られるカトラリーです。
このラギオールのカトラリーは、私がまだテーブルコーディネートを勉強し始めた
ばかりのころ、ここマロニエに来た時オーナーの緒方さんに教えてもらった
思い出のカトラリー。

「柄の部分になぜミツバチの彫り物がしてあるのか知ってる?」
「柄の部分はホーン(牛角)のものが最高級でその他はローズウッドや
ミモザ、黒檀などが使われているんだよ」 とか
「切れ味がいいので、特にメインのお肉料理のときに出してるんだ」 など
熱心に説明してくださったので、強く印象に残っています。
やはり料理のプロに教えてもらうカトラリーは一味違うーー!

マロニエで使われていたラギオールは 柄の部分がホーンかな?
使えば使うほど艶がでて、使い心地がよくなりそうです。
持ち手のカーブとか、釘の跡に味があってなんともいえません。
しかしそもそも「Laguiole」は村の名前であって、ブランド名ではないとのこと。
現在はライオールの村ではないところ(ティエールなど)で作られていることが多く、
そのブランド名、メーカーも数多く挙げられるなどいろんな説があります。
カトラリーのほか特にソムリエナイフが有名だそうで
ソムリエナイフの世界最高峰と言われているらしく、ソムリエの間では憧れの
ブランドのようです。
商品って何でもそうだけど、
ただ綺麗だとか
素敵だとか
見た目がいい、
という表面的なことだけを知っているよりも
その歴史や背景となるエピソードを知ることによって
その品質や良さをもっと感じることができるし
強く記憶にも残ります。
そう考えてみると・・・・
人間も同じかも。
その人の表面的な美しさやプロフィールだけを見るよりも
その人と長く付き合ってみて、
いいことも悪いことも
ある程度の時間を通して
経験してきたことやエピソードを知ることによって
その人の本当の内面が分かる・・ような気がします。
「人も付き合いも歴史も1日にして成らず」
といったところでしょうか。
テーブルコーディネートも
ただ単に”美しいもの”と感じるだけではなく
時代や歴史を学ぶことによって
テーブルコーディネートの見方が変わってきます。
その時代時代の王様によって
カトラリーの紋章などが変貌していくし
食事のスタイルが変わっていったりしていきますので
テーブルコーディネートが世界史のひとつと言えるでしょうね。
またいろんなレストランに行って
カトラリーやテーブルウェアの
レポートをしていきたいと思います。
勉強も1日にして成らず
最後にマロニエで頂いたお料理達。

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ル レストラン マロニエ
住所 兵庫県神戸市中央区三宮町2-2-1 ラム三宮ビル2F
電話 078-331-5526
定休日 毎週月曜日
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by salondeapple
| 2009-05-05 21:44
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